近年、ネット証券の利用者が増加し、投資初心者から上級者まで幅広い層が活用しています。その中でも 「SBI証券」 と 「楽天証券」 は、特に人気のある証券会社です。これらの証券会社は 取引手数料の安さや豊富な投資商品 だけでなく、ポイント還元制度 を導入している点でも注目されています。
証券会社を選ぶ際、多くの人は 取引コストや取扱商品の豊富さ に注目すると思いますが、「どれだけポイントが貯まり、どのように活用できるか」も重要な比較ポイントです。特に クレジットカードでの積立投資 に対するポイント還元は、長期投資を考えている人にとって大きなメリットになります。
本記事では、SBI証券と楽天証券のポイント制度を徹底比較 し、どちらがよりお得なのかを解説します。具体的には、
- クレカ積立によるポイント還元率
- 取引・投資信託の保有でのポイント獲得
- 貯まったポイントの使い道
を中心に比較し、どちらも10年ほど利用している私がそれぞれの証券会社がどのような人に向いているのかを考察します。
これからSBI証券または楽天証券で口座を開設しようと考えている方や、すでに利用しているが 「よりお得にポイントを貯めたい!」 という方にとって、有益な情報をお届けします。
SBI証券のポイント制度
SBI証券は、国内トップクラスの口座数を誇る証券会社であり、豊富なポイント制度 も魅力のひとつです。SBI証券では、以下のような方法でポイントを貯めることができます。
それぞれの仕組みについて詳しく解説します。
1. クレカ積立のポイント還元率(SBI証券×三井住友カード)
SBI証券では、三井住友カードを利用したクレジットカード積立 に対応しており、積立金額に応じてポイントが還元されます。還元率は、利用するカードの種類・利用額によって異なります。2024年11月に変更されて一部は下がってしまいましたが、まだまだお得に利用できます。
カード種類 | 年間カード利用額 | ポイント還元率 | 年間最大ポイント付与数 |
---|---|---|---|
三井住友カード プラチナプリファード Olive フレキシブルペイプラチナプリファード | 500万円以上 | 3.0% | 36,000ポイント |
300万円以上 | 2.0% | ||
300万円未満 | 1.0% | ||
三井住友カード ゴールド( NL ) Olive フレキシブルペイゴールド | 100万円以上 | 1.0% | 12,000ポイント |
10万円以上 | 0.75% | ||
10万円未満 | 0% | ||
三井住友カード( NL ) Olive フレキシブルペイ | 10万円以上 | 0.5% | 6,000ポイント |
10万円未満 | 0% |

一般の人だと赤色太字の還元が現実的なラインだと思います。
2. 投資信託の保有で貯まるポイント(投信マイレージサービス)
SBI証券では、投資信託の保有金額に応じて、毎月ポイントが付与される「投信マイレージサービス」 を提供しています。
ポイント還元率(年率)
投資信託の種類 | 還元率 |
---|---|
一般の投資信託 | 0.05%~0.2% |
SBIプレミアム対象ファンド | 最大0.25% |
その他(SBI証券指定の銘柄) | 0.0175%~0.15% |

eMAXIS Slim シリーズやSBI高配当ファンドも対象です。
3. 取引で貯まるポイント
SBI証券では、日本株の取引やFX取引 でもポイントを貯めることができます。
☑️ 国内株式手数料マイレージ
スタンダードプランを選択すると、月間の合計手数料にポイントが還元されます。
☑️ FXポイントプログラム
SBI証券のFX口座では、新規注文の取引量に応じて、ポイントが還元されます。
4. SBI証券で貯まるポイントの種類
SBI証券では、以下の2種類のポイントを貯めることができます。
- Vポイント(三井住友カードを利用したクレカ積立や株式取引などで貯まる)
- Pontaポイント(一部の取引で選択可能)
- dポイント(使用できないが、貯まる)
- JALポイント(使用できないが、貯まる)
- PayPayポイント(使用できないが、貯まる)
VポイントがSBI証券の主要ポイントとなり、投資や日常の買い物にも活用できます。
5. SBI証券のポイント制度まとめ
SBI証券のポイント制度は、特に クレジットカード積立と保有額に応じたポイントが魅力です。

投資しながらポイントも貯まる時代です。同じ投資をするなら使わない手はありません。
楽天証券のポイント制度
楽天証券は、楽天グループの一員として、楽天ポイントと連携した独自のポイントサービスを提供しています。楽天市場や楽天カードなど、楽天経済圏を活用するユーザーにとって特にお得な証券会社 です。
楽天証券でポイントを貯める主な方法は以下の3つです。
それぞれの仕組みについて詳しく解説します。
1. クレカ積立のポイント還元率(楽天カード)
楽天証券では、楽天カードを利用したクレジットカード積立に対応しており、毎月の積立額に応じて楽天ポイントが還元されます。還元率は、利用するカードの種類によって異なります。
クレジットカードの種類 | ポイント還元率 |
---|---|
楽天プレミアムカード | 1.0% |
楽天ゴールドカード | 0.75% |
楽天カード | 0.5% |
例えば、楽天プレミアムカードを使って 毎月5万円の積立を行うと、年間で6,000円相当の楽天ポイント が貯まります。

SBI証券よりも楽天証券はシンプルな仕組みです。
2. 投資信託の保有で貯まるポイント(ハッピープログラム)
楽天証券では、楽天銀行の「ハッピープログラム」にエントリーすると、投資信託の残高に応じて毎月楽天ポイントが付与される仕組み になっています。
ポイント還元率(年間)
投資信託の種類 | 還元率 |
---|---|
楽天・プラスシリーズ | 0.017%~0.553% |
楽天・プラスシリーズの6銘柄のみが対象になります。どのファンドか気になる人は以下のリンクから公式サイトに飛べます。
☑️ 公式情報
対象ファンド
3. 取引やその他のサービスで貯まるポイント
☑️ 国内株式(現物・信用取引)
楽天証券では、国内株式の取引手数料に応じて楽天ポイントが還元されます。
☑️ 楽天FX
楽天証券のFX口座を利用すると、取引量に応じて楽天ポイントが還元される仕組みになっています。
4. 楽天証券のポイントの使い道
楽天証券では、貯まった楽天ポイントを以下のように活用できます。
- ポイント投資(投資信託・国内株式の購入)
- 楽天市場や楽天サービスでの支払い
- 楽天カードの支払いに充当
特に 「ポイント投資」 を利用すると、通常の買付と同じように投資信託を購入できます。また、楽天ポイントを利用して株式を購入することも可能です。
5. 楽天証券のポイント制度まとめ
楽天証券のポイント制度は、楽天経済圏を活用することで最大限のメリットを享受できる のが魅力です。
ポイントの使い道の違い
SBI証券と楽天証券では、ポイントの貯め方だけでなく 使い道にも大きな違い があります。それぞれの証券会社で貯まったポイントを どのように活用できるのか を比較していきます。
1. SBI証券のポイントの使い道
SBI証券で貯まるポイントは主に Vポイント です。利用方法を見ていきましょう。
(1)Vポイントの使い道
Vポイントは、三井住友カードが提供するポイントで、SBI証券では以下のように活用できます。
☑️ 投資に利用(Vポイント投資)
- 貯まったVポイントを 1ポイント=1円 として、投資信託の購入に充当可能。
- 1ポイント単位で利用できるため、少額投資もOK。
☑️ 三井住友カードの支払いに充当
- Vポイントは、三井住友カードの請求額に充当(キャッシュバック) することも可能。
☑️ ギフトカード・他社ポイントに交換
- Vポイントは、Amazonギフト券やWAONポイントなどに交換できる。
☑️ コンビニや飲食店での支払い
- 「Vポイント Pay」 を利用すれば、コンビニや飲食店などでQRコード決済が可能。
2. 楽天証券のポイントの使い道
楽天証券では、楽天グループのサービスと連携して 楽天ポイントを幅広く活用できる のが特徴です。
(1)楽天ポイントの使い道
☑️ 投資に利用(楽天ポイント投資)
- 楽天ポイントを 1ポイント=1円 として、投資信託や国内株式の購入に充当可能。
- 楽天証券の「ポイント投資」は、クレカ積立と組み合わせると SPU(スーパーポイントアッププログラム)が+0.5倍 になる特典も。
☑️ 楽天市場や楽天ペイでの支払い
- 貯まった楽天ポイントは、楽天市場や楽天ペイ対応の店舗で使える。
- 楽天モバイルの支払いにも充当可能。
☑️ 楽天カードの請求額に充当
- 楽天カードの支払いに 楽天ポイントを直接充当(キャッシュバック) できる。
☑️ ANAマイルや他社ポイントに交換
- 楽天ポイントは、ANAマイルやJALマイルに交換可能(交換レートあり)。
3. SBI証券と楽天証券のポイント利用の違いを比較
使い道 | SBI証券(Vポイント) | 楽天証券(楽天ポイント) |
---|---|---|
投資に利用 | 〇(投資信託購入) | 〇(投資信託・国内株購入) |
クレジットカード請求額に充当 | 〇(三井住友カード) | 〇(楽天カード) |
ネットショッピング | △(Amazonギフト券などに交換) | 〇(楽天市場で直接利用可能) |
QRコード決済 | △(Vポイント Pay) | 〇(楽天ペイ) |
他社ポイントに交換 | 〇(dポイント・WAONなど) | △(ANAマイル・JALマイルなど) |

WAONから経由してdポイントへ交換できるのはVポイントの強みでしょうか。
まとめ:どちらのポイントの使い道が良い?
☑️ 楽天経済圏を活用する人 → 楽天証券が有利!
- 楽天市場・楽天ペイ・楽天カードなど、楽天グループのサービスで使いやすい。
- 楽天ポイント投資で SPU+0.5倍 の特典がある。
☑️ 自分が貯めたいポイントを狙う人 → SBI証券が有利!
- Vポイントは、様々な交換先がありdポイント増量の時期を狙えば多くのポイントを入手できる。
- Pontaポイント投資も可能で、使い道の自由度が高い。
どちらの証券会社も 「貯めたポイントを投資に回す」 ことができるため、ポイントを活用して資産形成をしたい人にはおすすめです。
どっちがお得?目的別おすすめ証券会社
SBI証券と楽天証券のポイント制度を比較すると、それぞれに強みがあります。
では、どちらの証券会社を選べば よりお得にポイントを活用できるのか?
目的別におすすめの証券会社を紹介します。
1. ポイント重視派向けの選び方
☑️ 普段から楽天市場や楽天サービスをよく使う人 → 楽天証券がおすすめ!
- 楽天ポイントは 楽天市場・楽天ペイ・楽天カードの支払い に使えるので、日常生活での還元が大きい。
- ポイント投資でSPU(スーパーポイントアップ)+0.5倍 の特典があり、楽天経済圏のメリットを最大限活用できる。
☑️ 楽天証券よりポイントを貯めたい人 → SBI証券がおすすめ!
- Vポイントは 多彩な交換先でAmazonやWAON(経由してdポイント)に交換できる。
- ポイント獲得量ではSBI証券>楽天証券(他のネット証券)であり高還元。


SBI証券よりも楽天証券はシンプルな仕組みです。
2. 投資初心者向けの選び方
☑️ 初心者でも簡単にポイント投資を始めたい人 → 楽天証券がおすすめ!
- 楽天ポイントで投資信託・国内株が買える ので、現金を使わずに投資デビューできる。
- ポイント投資でSPU+0.5倍 の特典があるため、楽天市場ユーザーにとっては一石二鳥。
☑️ 低コストのインデックス投資を重視したい人 → SBI証券がおすすめ!
- Vポイント・Pontaポイントで投資信託・国内株が買える ので、現金を使わずに投資デビューできる。
- SBI証券は 「SBI・Vシリーズ(S&P500、全世界株式など)」 など、低コストな投資信託の選択肢が豊富。
3. クレカ積立での比較(楽天カード vs 三井住友カード)
SBI証券と楽天証券では、クレジットカード積立の還元率が異なります。
証券会社 | クレジットカード | 還元率 | 年会費 |
---|---|---|---|
SBI証券 | 三井住友カード(NL) | 0.5% | 永年無料 |
三井住友カード ゴールド(NL) | 0.75~1.0% | 5,500円※永年無料条件あり | |
三井住友カード プラチナプリファード | 1.0~3.0% | 33,000円 | |
楽天証券 | 楽天カード(通常) | 0.5% | 永年無料 |
楽天ゴールドカード | 0.75% | 2,200円 | |
楽天プレミアムカード | 1.0% | 11,000円 |
4. トータルで見たおすすめ証券会社
条件 | おすすめ証券会社 | 理由 |
---|---|---|
楽天市場をよく利用する人 | 楽天証券 | SPU+0.5倍の特典あり |
クレカ積立で最大限の還元を得たい人 | SBI証券 | 現実ラインで最大1.0%還元 |
貯めたポイントを日常生活で使いたい人 | 楽天証券 | 楽天ポイントが楽天市場や楽天ペイで使える |
ポイントを沢山貯めたい人 | SBI証券 | ネット証券ではNo1 |
低コストのインデックス投資をしたい人 | SBI証券 | SBI・Vシリーズが充実 |
あなたに合った証券会社は?
☑️ 楽天経済圏をフル活用するなら「楽天証券」
☑️ クレカ積立で最大限の還元を得たいなら「SBI証券」
どちらも魅力的なポイント制度を持っているので、自分のライフスタイルに合った証券会社を選ぶのがベストです!
まとめ
SBI証券と楽天証券は、どちらも魅力的なポイント制度を提供しており、貯め方・使い道に違いがある ことがわかりました。それぞれの特徴を振り返りながら、どちらの証券会社があなたに合っているのかを考えてみましょう。
SBI証券と楽天証券のポイント制度の比較まとめ
項目 | SBI証券 | 楽天証券 |
---|---|---|
クレカ積立の還元率 | 最大3.0%(三井住友カード プラチナプリファード) | 最大1.0%(楽天プレミアムカード) |
投資信託の保有ポイント | 最大0.25% | 最大0.0553% |
株式取引でのポイント付与 | 〇 | 〇 |
FX取引でのポイント付与 | 〇 | 〇 |
貯まるポイント | Vポイント(他4種) | 楽天ポイント |
ポイントの使い道 | 投資、クレカ請求額充当、ギフト券交換 など | 投資、楽天市場・楽天ペイ、楽天カード支払い など |
おすすめの人 | クレカ積立の高還元を狙いたい人 | 楽天経済圏を活用したい人 |

どちらの証券会社でも間違いはありません。投資を始めている(始めたい)段階でよくやっていると考えましょう。
どちらが向いている?最終判断
結論:自分に合った証券会社を選ぼう!
SBI証券と楽天証券は、どちらもポイントを活用したお得な投資が可能ですが、あなたのライフスタイルや目的に合わせて選ぶことが重要 です。
- 楽天経済圏をフル活用したいなら「楽天証券」
- クレカ積立で最高還元率を狙いたいなら「SBI証券」

筆者である私はどっちなのか参考にしたいかもしれません。
↓答えはこちらです↓
両方の証券会社に口座を開設し、それぞれのメリットを活用する!
たとえば、
🔹 SBI証券でクレカ積立を活用し、Vポイントで節約!
🔹 楽天証券でポイント投資をして楽天市場のSPUアップ!

証券会社を上手に使い分けてみるのはいかがでしょうか。お得な仕組みを使って資産形成を進めていきましょう!
さらに詳しく知りたい方へ
SBI証券と楽天証券、それぞれの証券会社について さらに詳しく知りたい方 は、以下の記事もチェックしてみてください!
📌 SBI証券の特徴やメリットを徹底解説!
📌 楽天証券
👉 近日公開予定!
どちらの証券会社を選ぶか迷っている方は、それぞれの詳細記事を参考にして、最適な証券会社を見つけてください!
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