
2月になりました。もう今年も1ヶ月経過して時の流れが早く感じます。
皆さんは資産運用について、周りと話をしていますか?お金の話になるので同僚や友人には話せず、両親にも話していない人も多いと思います。
前回、2025年の投資方針について解説しました。
今回は投資歴11年の30代一般サラリーマンである私のiDeCoに対する考えをお伝えしようと思います。iDeCoについて知らない・使っていない人はもちろんですが、既に使っている人にとっても他人の投資方針が今後に参考になればと思います。
この記事では「iDeCoについて」「私の運用方針」について、解説します。
iDeCoとは
iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)は、自分が拠出した掛金を自分で運用し、資産を形成する年金制度です。掛金は65歳になるまで拠出可能であり、60歳以降に老齢給付金を受け取ることができます。
引用元:https://www.ideco-koushiki.jp/guide/
拠出した掛金?老齢給付金??
知らない人だと、この時点でわかりませんね。もう少しわかりやすく説明したいと思います。
iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)は、自分で作る年金のことです。簡単に言うと、毎月少しずつお金を積み立てて、それを運用して将来のために貯める仕組みです。

自分専用の老後資産を作るものだと思ってください。
iDeCoのメリット
どうしてiDeCoを使うのか?ここではiDeCoのメリットを説明します。
- 節税効果:iDeCoに積み立てたお金は、税金を計算する時に控除されるので、税金が少なくなります。
- 運用益が非課税:通常、投資で得た利益には税金がかかりますが、iDeCoではその利益に税金がかかりません。
- 老後の資金を計画的に準備:自動的に積み立てるので、将来のためにお金を貯めやすくなります。

税金を減らしながらお金を増やしていけます。
iDeCoのデメリット
残念ながらiDeCoにはデメリットも存在します。
- 60歳まで引き出せない:一度積み立てたお金は、基本的に60歳になるまで引き出せません。
- 手数料がかかる:加入時や運用期間中に手数料が発生します。(大金ではありません)

財布にお金があると使ってしまう人にはメリットかもしれませんね。
iDeCoに向いている人とは
iDeCoは以下のような人に向いています。太字だけ読めばOK!
- 税金を節約したい人:iDeCoに積み立てたお金は所得控除の対象となるため、税金を減らすことができます。
- 老後の資金を計画的に準備したい人:毎月自動的に積み立てることで、将来のためにコツコツとお金を貯めることができます。
- 資産運用を始めたい初心者:iDeCoは運用益が非課税なので、リスクを抑えながら資産運用を始めるのに適しています。
- 長期的な視点で資産形成を考えている人:60歳まで引き出せないため、長期的な資産形成を目指す人に向いています。
- 退職金がない(少ない人):受取時に退職所得控除の計算上で税負担を軽減できます。
iDeCoが向いていない人もいます。以下のような人には、iDeCoはあまり適していないかもしれません。
- 短期間でお金を使いたい人:iDeCoは60歳まで引き出せないため、近い将来にお金が必要な人には向いていません。
- 投資のリスクを全く取りたくない人:iDeCoは資産運用を伴うため、元本割れのリスクがあります。リスクを全く取りたくない人には向いていません。
- すでに他の資産運用で十分な準備ができている人:例えば、NISAやFXで十分な老後資金を確保している場合、iDeCoを追加で利用する必要がないかもしれません。
- 退職金が多い人:退職金とiDeCoの一時金を同じ年に受け取ると、退職所得控除の適用が制限されるため、結果的に税負担が増えることがあります。
制度が変わるかも
掛金の増額や加入手続きが簡単になるなど、2024年12月に法改正されました。以降は既にiDeCoの知識がある人向けの情報です。初心者の方はこちらへどうぞ(下へ飛びます)
上記はメリットしかありませんが、運用方針を根本から考える必要がある変更を検討していることが与党税制改正大綱で判明しました。
iDeCoの資産を一時金として受け取った後に退職金を受け取る場合、10年空けてから受け取らないと退職所得控除が適用できない。
通称:5年ルール。この期間が5年から10年に変わるかもしれません。

人生設計が変わると、投資界隈では大きく話題となりました。
私の運用方針
結論
現状維持!掛け金の変更も行わない。
iDeCoを継続・変更しない理由
- 転職組のため在籍が短い。
- 早期退職FIRE予定のため今後の在籍も大きく増えない。
- 退職金制度はあるが上記より金額が多くない。
- 掛け金の変更は年1回までしかできない。(SBIの場合は用紙を請求します)

退職金は個別に事情が変わりますが、掛け金変更は全員に関係する内容です。
不安要素もあり
資金が60歳まで固定されるのに、特に前触れもなく制度が変わる(変えようとする)のは信用できません。

将来に大きく関わることなので慎重に考えたいと思います。
終わりに
「iDeCoについて」「私の運用方針」についてをご紹介しました。
iDeCoについては、NISAより制度が複雑であり難しいと思いますのでこれからも情報を発信していきたいと思います。

もう少しわかりやすい制度になればよいのですが、すぐには難しそうです。なるべくわかりやすい記事を書いていきたいと思います。
iDeCoについてより詳しく知りたい方向けに、いくつか参考になる書籍をご紹介して終わりたいと思います。ありがとうございました。
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